スムーズに進まない過払い請求

過払い請求は消費者金融などから借金をした際に、その金融会社が利息制限法で定められた以上の利息を得ていたとき、余分に払った利息を引き直して計算することが可能です。本当は払う必要がないのに、余分に払っている状態を過払いといいます。

過払いがあった場合は、金融会社に対して余分に支払った分の請求が行えます。これが過払い金の返還請求です。

この手続きの流れは大まかに次のようになります。まず、これまでの金融会社との取引履歴の請求を書面で行います。取引履歴が開示されたら、利息制限法に基づいて引き直し計算を行い、過払い請求を行います。金融会社と返還額、時期などの条件の折り合いがつけば和解します。

折り合いがつかなければ、裁判所に対して返還請求訴訟をおこし、裁判で条件がまとまれば和解となります。
請求手続きには訴訟がなければ4か月ほど、訴訟を行うとさらに1、2か月ほど時間がかかります。

この手続きは自分で行うことも可能ですが、取引履歴の開示一つとっても金融会社側がすぐには開示しませんし、訴訟に入れば自分で法律の勉強をして知識を身に付けておかなければなりません。手続きがスムーズに進まないときには、弁護士・司法書士事務所に相談された方が安心でしょう。